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2014年6月21日土曜日

ウキの考察 3/3(ウキのバランス)

どうもです。

週末つり人です。

今回は中通しウキのバランスについてです。


①余浮力と仕掛の関係

僕も勘違いしていたのですが、
浮力精度と余浮力の違いです。

浮力精度は、
10個作った中でどのくらいまでの浮力のばらつきを許容するかであって、
余浮力は
必ずその分の浮力は確保することという、ガン玉そのものの扱いに近いです。

つまり、浮力精度の「粗い」ウキは、
同一表示の浮力であっても
ギリギリに浮くものと
余浮力があるものが混在することになります。
(0号を10個作ると、0号ギリギリのものもあれば、
G8ガン玉で沈むものもあり、
G2ガン玉で浮くものもあるというのが浮力精度です)

次に仕掛けですが、
ハリ・サルカン・ハリス・道糸という
全ての仕掛けがウキを沈める
負荷としてかかってきます。

潮の流れが速い場所でハリスが長かったり、
潮受けタイプのウキゴムをつけていたりすると、
余浮力があるにも関わらずウキが沈むことがよくあります。

これはハリスが潮を受けることでウキを引っ張って行くからです。


②パイプ形状と浮力と仕掛の関係

5B以上の重たいオモリを使う場合は、
上絞りはあまり機能を果たしません。
これは、オモリが重たいとウキを支点に仕掛けが立つため、
結果ウキから下(水中)のラインがまっすぐになり、
下側の抵抗が極めて小さくなるためです。



③形状と潮流の関係

ものすごく早い潮流のときに、
どんぐり型を使うとやけにウキが浮くことはありませんか?
これは水中で揚力が発生し、
ウキが押し上げられているためです。
こういう状況では、安定性に優れる低重心の円錐型の使用をお奨めします。
高重心だと潮にもまれて仕掛けが安定しないことがあるため、
潮筋を外れてしまうことがあります。



以上のように、
状況に応じてウキは千差万別、
何百何千通りもの組合わせができます。
その中から、
その場所に、
自分の釣り方にあったウキを見つけ出すのも釣りの楽しみの1つですね。



ほな、また

ウキの考察 2/3 (重心について)

どうもです。
週末つり人です。


ウキの考察第二弾!!



ウキの重心について!!

自分の備忘録としてまとめます。



①高重心のメリットデメリット



これには諸説ありますが、

高重心の一番のメリットは少しの抵抗で傾き、
特に喰い渋り時にアタリが取りやすくなります!!

デメリットは遠投ができない、
慣れないと、安定性がなく、使いにくい

などがあります。




②低重心のメリットデメリット

低重心のメリットは、ズバリ安定性です。
遠投も可能となります。
波風には強いです。

デメリットは、
小さいアタリを見逃しやすくなる




③形状と重心の組み合わせパターン

高重心は縦長のどんぐりタイプ
低重心は丸っこい円錐タイプ

が基本となりますが、

最近では、高重心の円錐タイプウキを沈めて使う方も多いみたいです。





④最後に

私のこだわり、
低重心の好感度ウキを目指しています。

ですので、
シャープなどんぐり形状で、
超低重心を実現しています


それでいて、
9gの自重があります。

また、パイプ形状を、
上3mm
下1.2mm

にして、
ウキの下段でウキ止め糸が止まる仕様にしています。
シモリ玉なしで止まります。

これで、低重心のデメリット、
感度が悪くなる事を防いでいます!!


こんな、こだわりでをもっています。


あとは、自分の腕を磨くだけ・・・
釣れるはず!!

ほな、また。
 

2014年5月24日土曜日

ウキの考察 1/3 (パイプ形状)

どうもです。

週末つり人です。

今回は中通しウキのパイプ形状についてです!!
自分の中でも迷いがあるので、
簡単にまとめてみたいと思います。


①パイプ形状による糸落ちスピードの違い

基本的に言う糸が落ちる速度というのは、
水中での引っ張る力と
水面より上からの引っ張る力の
引き算で考えます。


次に、パイプの抵抗を考えた場合、
単純に径が大きければ大きいほど
糸落ちがよい傾向があります。

これは、
ラインが入る角度と出る角度を考えて下さい。

できるだけまっすぐな状態を保つことができる
大穴のほうが糸落ちがよいのは
イメージとして想像できると思います。


ストレートパイプは
オールマイティな標準となります。


上絞りパイプは、
潮の流れが速いとき糸落ちがよく、
風が強いときは糸落ちが悪くなりがちです。
これは、風でラインがあおられることで、
角度がついてしまい抵抗が大きくなるためです。


逆に下絞りパイプは
風が強いとき糸落ちがよく、
流れが速いときは悪くなります。
上絞りと同様の状態が水中で起こっていると考えて下さい。


この双方のメリットを兼ね備えるのが中絞りとなります。




 ②形状によるあたりの出方の違い

高重心タイプでパイプを上絞りにしている場合、
ややフラツキながら沈むことが多いようです。
結構な抵抗があるのかもしれません。

これは、ウキを浮かべて、
上から指で押さえたとき、
ウキが指先から逃げようとすると思います。
これと同じ現象が起きているということです。

ウキ内部でウキ止めが止まる構造が人気ですが、
これは上記現象を抑えるための方法となります。

ただ、低重心の場合、
誘いをかける場合糸が抜けにくくなるのが難点といえば難点です。




 ③中絞り・下絞りのメリットデメリット

上記①②の説明とも重複しますが、
中絞りは糸落ちについては両方のメリットを兼ね備えていますが、
アタリは非常に出にくくなります。

その場合は、
中絞り部分の径を小さくするか、
長さを長くすればアタリと糸落ちのちょうどよい
地点を探すことが出来ます。


下絞りのメリットは、
強風下での糸落ちがよいこと、
ウキ止めがウキ中に入ることでウキが沈むときに安定しやすいことです。
デメリットしては誘いをかけたときに、
ウキが動きやすいですので、
竿先を横に引くのではなく、
いったん上に上げ、
ラインを抜いてから穂先を動かして誘いをかけるとよいでしょう。


ウキの安定性、アタリのスムーズさから、
やはり、下絞りをオススメしますが。
好みの問題、自分の釣り方に左右されますね~!!



次回は、『ウキの重心について』

2014年4月28日月曜日

オーダーメイドウキ完成と言いたいのですが

どうもです。
待ちに待った、ウキ完成!

こんな感じに仕上がりました。

という報告がしたかったのですが、


作り直し!!




何やら印字機械の故障らしい!
おい!
何やってんだよ!

というわけで、
自分のこだわりだけ、
簡単に紹介

だわり①
抜群の糸落ち!
上部に3.5mmのパイプを使用!


こだわり②
繊細な横当アタリを取る!
重心を下に取り、
下部に1.5mmリングを使用し、横へのアタリをシビアに取ります。
しかもウキ止め糸のみで、
下部で止まります。
余計な物は排除です。


こだわり③
下部カラーの白
海面のギラつきに同化させ
カモフラージュ!
下部カラーには諸説ありますが、
私はこれを信じます!


こだわり④
帯カラー!
赤黒のがまカラーを残す!
ただの趣味です(笑)


これができたら、
理想の釣りが実現するのに。



 
ちなみに、

ウキテック、今、注文しても、
納期が、秋以降になる恐れ!
見積もり相談は、お早めにとのこと。
先にオーダーしてて、良かった〜!(笑)



2014年4月27日日曜日

ウキ作成工程のまとめ(自分でウキを作るために・・・)

どうもです。
全7回で、ブログ掲載しました、
オーダーウキ作成工程。

まとめたいと思います。

みなさんのウキ作成の手助けになれば、
幸いです!!


①材料選別
http://weekend1091.blogspot.jp/2014/04/blog-post_8.html

 
③オモリ埋め込み


④目止め・浮力調整
http://weekend1091.blogspot.jp/2014/04/blog-post_8011.html


⑤下地作業
http://weekend1091.blogspot.jp/2014/04/blog-post_26.html


⑥バランス確認・塗装
http://weekend1091.blogspot.jp/2014/04/blog-post_8853.html


⑦塗装・色止め
http://weekend1091.blogspot.jp/2014/04/blog-post_5435.html


さて、自分で作ってみよう!!

ほな、また
 

2014年4月19日土曜日

ガン玉重量の考察

どうもです。

おもしろい写真が届きました。

某メーカーのガン玉Bです。
重量のばらつきを見たものです。

①    重量①:ガン玉Bの重量です。0.602



②    重量②:ガン玉Bの重量です。0.610g。


①と②では、
0.08gの重量差(G8ガン玉相当のバラつき)が
あることがわかります。

このように、
同じメーカーのガン玉であっても、
かなりの誤差がでています。

ということは、
違うメーカーだと
かなりの差が出ますね。

ウキ浮力精度が良くない、
と言われますが、
実はガン玉重量誤差での影響が
大きいのかもしれませんね!!

ちなみに、
③    浮力:ガン玉Bの浮力です。
空中では0.602gだったものを
水中に入れると0.568gになりました。

つまり、0.034gの浮力が発生したことになります。

細かい点かもわかりませんが、
ウキのヘッドが海水にから出るのと、
出ないのとでは、
抵抗がかなり違うようです!

この浮力抵抗は、
魚の食いに
大きく影響するところですので、
自分としてはこだわりたい部分です。

このあたりに関しては、


ここに、詳しく書かれています。
シビアなビッグワンに出会う為に、
参考にされてはいかがでしょうか。

ガン玉重量の話でした。

ほな、また