週末つり人です。
今回は中通しウキのバランスについてです。
①余浮力と仕掛の関係
僕も勘違いしていたのですが、
浮力精度と余浮力の違いです。
浮力精度は、
10個作った中でどのくらいまでの浮力のばらつきを許容するかであって、
余浮力は
必ずその分の浮力は確保することという、ガン玉そのものの扱いに近いです。
つまり、浮力精度の「粗い」ウキは、
同一表示の浮力であっても
ギリギリに浮くものと
余浮力があるものが混在することになります。
(0号を10個作ると、0号ギリギリのものもあれば、
G8ガン玉で沈むものもあり、
G2ガン玉で浮くものもあるというのが浮力精度です)
次に仕掛けですが、
ハリ・サルカン・ハリス・道糸という
全ての仕掛けがウキを沈める
負荷としてかかってきます。
潮の流れが速い場所でハリスが長かったり、
潮受けタイプのウキゴムをつけていたりすると、
余浮力があるにも関わらずウキが沈むことがよくあります。
これはハリスが潮を受けることでウキを引っ張って行くからです。
②パイプ形状と浮力と仕掛の関係
5B以上の重たいオモリを使う場合は、
上絞りはあまり機能を果たしません。
これは、オモリが重たいとウキを支点に仕掛けが立つため、
結果ウキから下(水中)のラインがまっすぐになり、
下側の抵抗が極めて小さくなるためです。
③形状と潮流の関係
ものすごく早い潮流のときに、
どんぐり型を使うとやけにウキが浮くことはありませんか?
これは水中で揚力が発生し、
ウキが押し上げられているためです。
こういう状況では、安定性に優れる低重心の円錐型の使用をお奨めします。
高重心だと潮にもまれて仕掛けが安定しないことがあるため、
潮筋を外れてしまうことがあります。
以上のように、
状況に応じてウキは千差万別、
何百何千通りもの組合わせができます。
その中から、
その場所に、
自分の釣り方にあったウキを見つけ出すのも釣りの楽しみの1つですね。
ほな、また
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